季節の話:妊婦さんのカゼ・インフルエンザ
立春(2/4)をさかいに体調を崩されている(他界される)方が多いようですね。特にこの時期独特のインフルエンザ風の症状がはやっているようです。これは、冬の気である“寒”と春の気である“風”が相まって起こる独特の症状と言えます。冬の寒さが緩み、春の暖かさが出てくる変化の時期のまっただ中にあり、その影響を受けてしまっているとも言えます。その最中に体調を崩すということは、この変化に体がついて行けなかったことを意味しています。概ね、冬の土用(1/17〜立春まで)から調子が悪くなりだし、そういった状態の上に冬から春への季節の移行という変化が加わり、カゼやインフルエンザを発症してしまいます。

この時期のカゼやインフルエンザは、発熱や頭痛、腹痛、大小便の不調といったものが主な症状となりますが、薬を服用することで対処をする方がほとんどだと思います。しかし、中には薬の使用が制限される方もいらっしゃいますね。薬アレルギーの方や妊婦さんがその代表例です。そういう方は、服薬できずにただただ安静にしていることしかなすすべはないのか?と焦ってしまうでしょう。しかし、そんなことは全くありませんのでご安心を。

鍼灸の最大の利点は、日々の生活により消耗した五蔵の気(体力)というものを補うことにありますから、上記のような薬の使用が制限される方にとっては非常に心強い味方となります。もちろん服薬をできる方にとっても同様です。私自身、鍼灸に関わるようになってから10年近くは薬というものは一切飲んだことがありません。もちろん人間ですから体調を崩すこともあります。けれども、飲まずとも鍼灸という一つの方法を知っていますから、よほどの事がない限りはそちらを選択します。

製薬会社に勤める患者さんが言っておりましたが、どうしても飲まなくてはならない場合以外は、服薬はしない方が良いそうです。というのは、どうしても人工的に作られたものですから、“毒”と言っても過言ではないほど作用が強いからだそうです。その点、鍼灸は皮膚表面にはりやお灸を施すだけですから、いたって自然ですから安心できますね。

万が一、カゼやインフルエンザといったいやな病気にかかってしまった場合は、迷わずに鍼灸治療を試して下さい。おそらく、驚くような効果を得られることでしょう。もっと言えば、カゼなどをひきやすいという方が多いようですが、そういう嫌な体質を改善していけば良いのです。先にも書きましたが、鍼灸の特徴は、体力の回復、それによる保健ですので(これが予防医学と言われる由縁ですね)。


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