ついに
昨日、念願の学芸大学駅前のバールLo SPAZIOに行くことができた。もともとは外出先から戻る途中で、そう近くはない都内にいたのだけれど、ふだん出歩く時間がなく、くわえて極度の出不精である自分にとっては、足を運ぶ絶好のチャンスだった。

デロンギのマシンをもらったことからエスプレッソやカプチーノに興味を持ち、右も左もわからない状態から本格的に取り組むようになって半年ばかり。ようやくそれなりに自分でいれられるようにもなり、また周辺事情もわかってきた。が、プロのバリスタのいれるドリンクを写真ではいつも目にしているものの、ただの一度も飲んだことがなかった。

恥ずかしがり屋なもので、おそるおそるお店に入ると、ぼすさんがにっこり笑いながら迎えてくれた。さっそくカウンターに立ち、エスプレッソとカプチーノを注文し、ドリンクが提供されるまでをどきどきしながらその一部始終を見た。手際の早さにまず驚いた。ドージング、タンピング、エスプレッソの抽出、ミルクのフォーミング、カプチーノのデザイン。どれをとってもあざやかだ。香りや味は言うまでもなく本当においしい。これは、何も知らない人でも間違いなく感じることだと思う。おいしさのあまり、妻と二人でエスプレッソ、マッキャート、カプチーノを1杯ずついただいた。

結局、小一時間ほどカウンターに居座った。というのも、ぼすさんは奇策で話し下手な私でも自然な会話ができたからである。近くにあるならば、お世辞でもなんでもなく、毎日通いたいと思ってしまう。それがイタリアのバールであり、ぼすさんの目指していることなのだと感じた。

どれをとっても感動であるが、この日の収穫は、なんといってもフォームドミルクの状態である。きめこまやかで、かつとろんとして最後まで残る今まで口にしたことことのないものだった。

これまで言葉や写真でしかなかったものが、ようやく目の当たりにし、味わうことができた。ぼすさんからコツも教わった。これで、目標となる明確なイメージも作れたから、マシンの限界もあるが、その中で最高のものをいれられるようになりたい。これが当面の課題だ。
本当によい一日だった。

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