来院者から一言 2013/02/12
・38歳女性
・住所:横浜市戸塚区
・きっかけ:当院HP
・初診日:2012年7月
・主訴:左下唇の感覚麻痺、運動障害
・治療頻度:週1回
・経過感想など
2012年7月中旬の朝、飲み物を飲もうとコップに口を付けたとき、左下唇の感覚に違和感をもちました。そのまま飲み込もうとすると、唇に力が入らず同じ所から口に入った飲み物が飛び出しそうになりました。ほかに体の不調は感じませんでしたが、昼食時には、同じ所に箸が触れると違和感があり、勝手に唇が下に垂れるように動き、飲み込む際には唇に力が入らず、食べたものが少し飛び出しました。さらに、夜入浴の際には、顔にお湯がかかると、左半分だけ鈍痛を感じるので、それに耐えながら洗髪、洗顔をしました。翌日も症状が改善する兆しが感じられなかったので治療を受けました。
急な症状には集中的な治療が必要とのことで、その日から毎日通いました。治療をうけると症状は軽減しますが、翌日また少し症状が戻るという状況が一週間ほど続いて、唇の症状がほとんど消えました。ただ、顔にお湯がかかった時の違和感は依然として続き、2週間程でようやく軽くなり、その後は隔日に治療し、約3週間程で症状は完全に消えました。
改善するまでの間、症状が一進一退するので不安でしたが、こうしたことが起こるのは何か理由がある以上、薬などで一時的に症状を抑え込むことの不自然さに以前から疑問を持っていましたので、今回の症状でも薬で改善しようとは思いませんでした。

体調が落ち着いたころ、今後、続ける場合の通院間隔を相談しました。治療は、今回のような症状がなくても毎日しても構わないようで、現に症状のひどかった1週目は、変化していく体調を感じていましたのでそのことは理解できました。しかし、時間的、金銭的にそれは現実的ではありませんから、体調を整えるために週に1〜2度の間隔で通うことをすすめられました。ただし、治療を続けなければ悪くなるということではなく、また逆に続けることでなにか大きな期待をするものでもないとのことです。そう聞くと一瞬続ける意欲を失いそうになりましたが、考えてみると自分の体のことですから、先生のすすめる方向性を含めて自分で判断すればいいことなのだと思いなおし、週に1度、その後も続けることにしました。
そんな矢先、予定日をすぎても月経がこないことに気づきました。検査の結果、妊娠6週目だとわかりました。それを話すと、今回の奇怪な症状はそのことが引き金になっていたのではないかと言われました。思い起こすと症状がでたのは排卵後の週でしたし、さらにその時期はロンドンオリンピック期間中で、連日連夜、一生懸命中継をみていました。そういうことであれば、ますます今回の症状が起きた理由がはっきりするということでした。
こういう具合に、こちらでの治療は、鍼と灸をするだけではなく、いわゆる病院の問診とは少し違った世間話のようなものもかなりします(毎回、施術をうける前に、先生にいくつか質問をうけます。おもに前回の治療後、帰宅してからや、翌朝の変化などです。それに限らず気づいたことはなんでも話すようにとのことです)。そうしたこともすべて治療には必要なことだと初めから聞いていましたし、現にそのために、私にすらわからなかったことがわかったのですから、日々のささいな出来事も看過できないのだと、あらためて思いました。

妊娠(安産)のことがなくても続けることは決めていましたが、自分(の体)と向き合ういい機会でもありますので、欠かさず通う努力をします。

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